予防歯科・ホワイトニング・食について

予防歯科

こうならない為にも


何の写真かおわかりですか?
正解は「歯が無くなった人の口の中」です。歯は失ってから後悔し、歯のありがたみを感じます。
私は今まで歯を失って辛い想いをしている患者さんを以前勤めていた病院で数多く診てきました。
歯を失わないために、ずっと自分の歯を健康に維持するためにはどうすべきかを一緒に考え、将来のゴールに向かっていきましょう。

まずは予防をしましょう!

「歯を失わない為にはどうすればいいか」それは予防です!
ではどんな「予防方法」があるのか。
それをまずご紹介します。

患者さんご自身で出来る予防

・ブラッシングなどのケア
なんといっても日々のケアは欠かせません。
ブラッシングは「磨いているつもり」でも「磨けていない」ケースが多いです。
うつみ歯科医院では、ブラッシングの指導を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。

・食べ物
実は食べ物でも、摂取の量・バランスなどで歯を侵食してしまう恐れがあります。
中には「酸蝕歯(さんしょくし)」といった、食べ物の「酸」が歯を溶かしてしまうこともあります。

 

当院で出来る予防

・フッ素塗布
・歯のクリーニング
など日々のブラッシングやフッ素塗布などの処置を行っても、限界があります。
根本は何か?
それは皆さんが毎日お口に入れている食べ物なのです。
食べ物の摂取の仕方を改善することによって、歯の健康を守ることができます。
うつみ歯科医院では、こうした「食」についても抗加齢歯科医学研究会専門医の資格やNR(栄養情報担当者)認定資格をもった院長がアドバイスしております。歯科治療とともに、口腔内の健康だけでなく、身体の健康までもサポートさせていただきます。

3DS

3DSとは安全かつ確実に抗菌剤やフッ素などを歯面に塗布し、虫歯の原因となるミュータンス菌を除去する予防方です。患者様の歯に合ったトレーを作製し、抗菌剤を入れたトレーを約5分間装着していただきます。その後、一週間程度ホームケアを行い、効果を確認します。3DSの効果は約6ヶ月程度です。この方法により、虫歯を効果的に予防する事が出来ます。

歯を強くするフッ素塗布

歯の表面には、半透明の硬い組織「エナメル質」があります。エナメル質が酸によって溶けて虫歯になることを防ぐため、歯の再石灰化を促すフッ素を塗布し、虫歯になりにくい強い歯にします。


白く輝く明るい歯 ホワイトニング

「歯を白く美しくしたい!」と希望される患者様にはホワイトニングを行います。歯の表面を削ることなく、安全に白くできるおすすめの方法です。
ただし、ホワイトニングは自費治療で、保険治療ではありません。料金については「ホワイトニングの費用」をご覧下さい。

 

うつみ歯科医院のおすすめ!自宅で手軽にホームホワイトニング

患者様専用のマウストレーに専用薬剤を塗布し、就寝時に装着することで歯を白くしていきます。効果は徐々に現れ、白さが比較的長く持続するのが特徴です。

歯が着色する原因は……

生えたばかりの永久歯はきれいな乳白色です。しかし年齢と共に変色していくのには、以下のような原因があります。

■飲食物、タバコなどの色素が沈着する
■エナメル質が薄くなり、歯の内部にある象牙質の黄色味が透けて見える
■噛み合わせや歯ぎしりでできた微細な亀裂・摩耗部分に色素が移る
■化学物質が象牙質に侵入して、象牙質の黄色味を濃くする

ホワイトニングとは

生まれつきの歯の黄ばみや年齢によって現れた変色は、歯の表面だけではなく内部に沈着しています。ホワイトニングは内部の色素と表面の頑固な着色汚れ(ステイン)を分解します。歯を内部から洗い上げるため、「本来の白さを蘇らせる」だけでなく「今までになかった白さを生み出す」こともできるようになったのです。

 

ホワイトニングの費用

当院で扱っているホームホワイトニングの料金です。
上顎全歯:16,500円(税込)
下顎全歯:16,500円(税込)

ホワイトニングは自由診療で保険対象外です。

 


食について 

食べ物に気を使っていますか!?

あなたは「食育」という言葉をご存知ですか?
私たちの食生活は、インスタント食品や加工食品などが氾濫し、個食により好きなものだけ食べることが当たり前になり、そのうえ過食や拒食、食品アレルギーなど多くの問題が発生しています。「食育」は、そうした時代の風潮を見直し、「子供に正しい食生活」を身につけさせていこう」という考え方です。
欧米ではすでに子供たちの健全な発育を促す目的で「食に関する教育」を行っています。

子供を健康に育てるのが難しい時代!?

現在、ファーストフード店に限らず、コンビニエンスストアに行けば、スナック菓子やインスタント食品などが山のように並んでいます。外を歩けば、清涼飲料水などの自動販売機がそこら中にあります。
そんな環境の中で、これから成長する子供たちを健康に育てることが非常に難しい時代になってきています。

心配しすぎが丁度いい!?

子供のうちさえきちんとした食生活を送らせてあげれば、その影響は残りますから、限度を超えて不健康な食生活にはなりません。
お母さんが自分でも少し神経質かしらと思うぐらいが、今では普通なのかもしれません。
そのくらい、現在の生活で健康な食生活を送ることは困難なのです。
だからこそ、小児の食生活指導は、子供たちの一生を決めてしまうほど大きな意味があると思っています。自分の子供の事を考え、しっかりとした食生活をご両親も真剣に考えなければいけない時代なのです。

歯が溶ける疾患、酸蝕歯(さんしょくし)

最近、テレビCMなどで「酸蝕歯」という言葉を耳にしませんか?
「酸蝕歯」とは、酸によって溶けた歯のことを指します。
なんと、約6人に1人が酸蝕歯との報告があります。
「酸蝕歯」は、「時間」「歯(耐歯性)」「宿主(唾液、疾病など)」「外因性(飲食物、環境 など)」の要因が重なって発生のリスクが高まります。
飲食物では、
柑橘類
リンゴ酢
清涼飲料
ワイン

など、様々なものが要因となりますが、その摂取量などによりリスクは左右されます。酸蝕歯についてのご相談があれば、当院へご来院ください。また、宿主の1つである唾液の性質によってはリスクが高いか低いかが把握できますので医院での検査をおススメします。
虫歯が出来やすい状態かも調べることができるので、意識を持って日々のケアを行うきっかけにつながります。

NRについて

NR(栄養情報担当者)とは、健康食品やサプリメント、正しい食事療法などに関する正確な情報・知識を持ち、消費者に正しい情報とアドバイスを行うための認定資格です。医学界では注目度の高い資格で、歯科医師ではまだまだ取得者が少ないのが現状です。

◎高度な知識と能力が求められる「NR認定」
NR認定制度は2002年に始まり、取得するには、有資格者であること(管理栄養士・栄養士・薬剤師・保健師・助産師・看護師・臨床検査技師・医師・歯科医師・獣医師)、あるいは所定の学校で所定の学問を修めていること、あるいは所定講座の受講によって認定試験を受験し、合格することなどの諸条件があります。NRの資格を取得してからも、セミナーや学会などに出席して単位を取得しなければ更新できません。幅広い知識と、適切なアドバイスを行える高度な能力を必要とされる、高度な専門資格なのです。
当院の院長はこのNR(栄養情報担当者)認定資格を修了しております。
また、別資格であるメディカル・サプリメント・アドバイザーの資格も有しています。

【「NR」から「NR・サプリメントアドバイザー」への移籍】
国立健康・栄養研究所所管の「NR」事業が「事業仕分け」により、日本臨床栄養協会への移管が行われております。
それに伴い「NR」から日本臨床栄養協会との統合資格である「NR・サプリメントアドバイザー」に資格が移籍しています。